六義園と旧古河庭園に行ってきました

今日はお休みだったので、まだまだ風は冷たいですが
お花見に行ってきました。本当は仙台堀川っちゅーとこに
行く予定だったんですが、近所に住んでる人に聞いたら
「まだそんなに咲いてないよ。それより六義園の枝垂れが
見ごろだって」という情報をいただいたので、予定変更です。

さて、南北線の駒込で降りまして、地上に出てみると看板は
３５０ｍ先となっています。が、すぐ横の染井門が開いていました。
どうやら人が多い時期は正門だけではなく、染井門も開けるようです。
入園料は３００円でしたが、お母んはシルバーなので半額でした。
いいなぁ～。

こちらの庭園は、木は上へ上へと伸びていて、椿や山桜が
とんでもい背丈になっています。なので見上げないといけないんですが
寝違えてしまったわたしには、とてもツライ態勢でした。

てくてくと歩くこと数分、見えてきましたよぉ～。
人がいっぱいです。今日は混雑のため、三脚の使用は禁止と出てました。
そんぐらい混んでるってことですよね。まあ平日なので土日とかよりは
ましかと思いますが。



うちのご近所の枝垂桜は、結構色が濃いぃので、ここのが薄く感じますが
いい感じに枝が張り出しています。やっぱたくさんの人が見に来るだけあります。

せっかくなので庭園内をぐるっと回りました。桜以外のも花の咲いている木が
あったり、あちこちに茶屋があったりします。昔ってこれ、個人の所有物だったんですよね。
元は大名庭園だけど、後に岩崎弥太郎の別邸ですもんね。
う～ん、すごいです。こんだけの敷地・・・散歩するだけでいい運動になりますね。
っていうか、お客さんが来た時に庭に出てたら、呼びに来てもらうのも大変です。

そうそう、池には丸々と太った鯉がいました。あと鴨と鵜です。
岩の上で羽乾しをしていました。



さて、お昼をJRの方の駅近辺ですませまして、せっかくなので旧古河庭園も
行ってみることにしました。こちらはバラが有名ですよね。でも、個人のお屋敷
だったということは、それなりに四季折々花があるだろうということで行きました。
こちらの入園料は１５０円ってことは、シルバーは半額なのでお母んは７０円です。
いいなぁ～、シルバー・・・

うわぁ～、やっぱステキハウスです。すごいです。跡部邸のどっかにありそうです。



今日は屋敷内の応接室が喫茶室として開放されてるとのことだったので、
茶ぁでも飲んでこうかと玄関に向かってみましたら、内部の見学会の
当日募集をしていました。事前申し込み分以外にも空きがあるとの
ことでしたが、かなり大盤振る舞いでMAXまでの人数での開催でした。

中は写真撮影が禁止されてるんですが、すごかったですよぉ。
当時のガラスはほとんど残っていないようですが、一部、ゆがんだ
窓ガラスがあるので、新しいものと古いものとの区別がよくつきます。
外観は立派な洋風邸宅ですが、中はというか２階は半分以上は
和室でした。ビックリです。洋間と同じドアを開けると、板の間があって
そしてフスマがある、っていう設計です。折衷なんてもんじゃないです。
完璧に和と洋が存在しています。庭もそうですよね。バラの洋風庭園と
池の日本庭園が両立して存在してるんですよね。

一番おどろいたのは、お風呂ですね。空間は広いのにバスタブが
小さいんですよ。っていうか、あれって井戸？　
ホントに円筒形なんですよ。で、ちいさいの。体育座りして入んないと
いけないじゃんって形です。説明してくれた係りの方の話によると
ジョサイア・コンドルのスケッチには、猫脚のバスタブがあったそうです。
多分ですが、肩まですっぽりとお湯に浸かりたくてあんな形にしちゃった
のかなぁという印象です。あんまりにも井戸っぽいので、もしもわたしが
入ったら、お皿の数を数えると思います。



３回目のガイドツアーに参加したので、終わったのは１５時半頃でした。
風も冷たいので、引き上げることにしました。時間に余裕があれば
小石川とかも行きたかったんですけどね。でも、今年は気温がなかなか
春っぽくならないので、来週とかでも桜は間に合いそうです。

４月になったら、小石川庭園か馬事公苑に行こうかなと計画中なのです。