「時をかける眼鏡」著：椹野道流（集英社オレンジ文庫）

今月２０日に創刊された、集英社のオレンジ文庫
です。その創刊文庫の中に、わたしが発売前から
そわそわしつつ待ってた本があります。

椹野さんの「時をかける眼鏡」です。

主人公はハーフの西條遊馬です。彼が眼鏡くん
なんですよ。眼鏡だけが時をかけるわけじゃなくて
ちゃんと遊馬込みですよ、念のため。

休みを使って母親の母国である訪ねた遊馬、
この国の法医学基礎を気付いた某人物の
住まいだった博物館にやってきます。

えっと、この訪れた国って言うのがね架空の
国ではあるんですが、架空イギリスって感じです。
椹野さんの最近の著書によく出てきます。
エドワードシリーズや作る食うシリーズとかですね。

で、この「作る食う」の登場人物が遊馬の時代では
法医学の祖みたくなってるわけです。

この博物館から気が付いたら、中世っぽい
時代にとばされていたってわけなのです。
しかも、とある事情で牢屋に連れていかれて
しまいます。

結局は釈放されるんですがそれで終わり、では
ありません。牢屋でお隣さんだった人の無実を
証明して欲しいということになり、法医が存在
しない時代で謎を解き明かしていくことになります。

一応、謎解きというか、犯人は誰だ、なんでそんな
自体になったんだっていうのがあるので、ここで
書いたら完全なるネタバレの犯人バラシになるので
ここまでとしておきます。

ちなみに、この巻ではまだ自分の時代に帰れて
ません。椹野さんのツィッターによると２巻が出る
ことが決定したようなので、今しばらくはこの時代で
またいろんな事件に巻き込まれ、解決していくことに
なるのかなぁと思います。

２４日には角川からも本が出ています。いろんな
話しが読めるのは嬉しいんですが、アズノベルズの
妖僕シリーズ（BL）と、講談社のにゃんこ亭の方の
続きも早く出してほしいなぁと切に切に・・・

好きな作家さんの新しいシリーズが読めるのは嬉しい
けど、今までのシリーズの続きがなかなか出なくなるのは
ちと寂しいですね。

コメント 10

昨日、川崎アニメイトへ行ったのです！
いろいろ見てると欲しくなり、ヤバかったです。
でも、レジが、めちゃ混んでいましたので、
半分、ブレーキがかかりました。
by とし＠黒猫 (2015-01-29 04:18) 

タイムトラベル物は根強い人気がありますね。
by johncomeback (2015-01-29 05:39) 

「時をかける眼鏡」、面白い内容ですね。
読書がなかなかできませんが、機会があれば読みたいです。
今朝は寒すぎ。。。
by green_blue_sky (2015-01-29 05:50) 

質問：記事に出てくる「アニメイト」というのは、お店の名前ですか？
昨日、秋葉原に行ったら、animate という店舗がありました。
もしや・・・と思ったもので？
by Falcon (2015-01-29 08:52) 

時をかける・・・、少女しか知りません。
あの、原田知世さんの。
by ヨッシーパパ (2015-01-29 19:16) 

とし＠黒猫さま

それ、すっごい分かります！
いつもと違うアニメイトに行くと、なぜかグッズとか
目に入ってあれこれ欲しくなります。というか、
アニメイトに行くとついつい本を漁ってしまいます＾＾；
買う予定のものがある時のレジ長蛇はゲンナリですが
衝動買いしそうなときは、あの列で思い直します。
by みずき (2015-01-29 22:55) 

johncomebackさま

言葉は通じるけど文化が通じないっていう
面白さがありますね。神隠し＝タイムトラベル
って印象もあるし、ちょっとワクワクするネタです＾＾
by みずき (2015-01-29 22:59) 

green_blue_skyさま

時をかける少年with眼鏡、なんですが題名は
時をかける眼鏡なんですよ＾＾；
電子書籍でも配信されるそうです。
今日の寒さと明日の時間ごとの予報で、今から
かなり憂鬱です・・・
by みずき (2015-01-29 23:01) 

Falconさま

それです、青い看板ですよね。
そのanimateのことです。
でもいっつもカタカナでアニメイトです＾＾；
秋葉原店は海外からの方もよく見かけます。
by みずき (2015-01-29 23:08) 

ヨッシーパパさま

あれは、ラベンダーの香りで発動するんでしたっけ？
あの映画の頃と思われるんですが、TVCMでインスタントの
なにかで「お湯をかける少女」ってデッカイやかん持って
走ってたのは、映画のパロ、ですよね？＾＾；
by みずき (2015-01-29 23:11)