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「カポーん。(マッグガーデン)」著:神田はるか [読書感想]

完全に表紙&帯買いに近いものがありましたが
予想以上に面白かったです。絵柄も可愛いし、っていうか
主人公の女の子の髪型がショートなんですが、もみ上げというか
顔周りというか、サイドの部分だけ長いんですよ。作者さんの
年齢とか知らないですが、中の絵を見た瞬間、この人絶対ガンダムZZ知ってる
っていうか絶対エルピー・プルのことが好きに違いないと勝手に確信です。

だって、そっくりなんだもん、エルピー・プルに。
当時小学生だったわたしは、あの髪型にしたかったんですよ。
だってプルって可愛いんだもん、プルツーも若干プルより髪が長めだったけど
やっぱし可愛かったんだもん。だけどどんなふうに言えばあの髪形に
なるのか分からなかったし、ましてやアニメージュやアニメディアを切り抜いて
美容院に持っていくとか、それはちょっと恥ずかしいさと思っていたので
結局実現しなかったんですが、なんか今なら出来そうな気がする!
なんのためらいもなく、担当してもらってる兄さんに「プルでお願いします」って
いえる気がする!担当さん、わたしよりも年上だから確実にガンダム世代だし。
ま、ZとZZを見てたかは分かりませんが・・・

って、過去の自分、イッター!痛いよぉ。
さて、自分のイタオタさ加減を再認識したところで内容です。
鶴久さんちは金亀湯という先頭を経営してます。
兄妹の名前は、兄が紅(べに)、妹が白(びゃく)という
めでたい尽しのお家ですが、お兄ちゃんが進学のため
家を出てから7年間帰ってきません。
ちなみに、家を出たのは中学入学の時です。

この紅くん、よっぽど優秀な大人のいう「いいこ」だったらしく
妹の百ちゃんの回想では相当にキラキラしていました。

そんなお兄ちゃんが7年ぶりに帰ってきたと思ったら、百ちゃんのお迎えに
学校まで行ったら、部員さんたちにチカンと間違えられて縛り上げられました。
そんな外見になっちゃってます。大学もやめてきちゃったらしく、歴史オタクで
完全なる引きこもりニートで家業も手伝いません。
一体何があったんだろうか、紅くんてば。

外見に関しては、かなり早い段階で怪しまれないように改善されてますが
「いいこ」であることをやめてしまった自慢の「お兄ちゃん」がガラリと
変わってしまったことに対処しきれない感たっぷりの百ちゃんです。

紅くんは、妹溺愛ではないですがそれなりに可愛がってます。
っていうか素直に表現しないけど、心配とかもちゃんとしてます。
そして百ちゃんも何だかんだいいつつ、やっぱりお兄ちゃんが好きなのです。
でもそこに家族・兄妹以上の感情は存在しないので、昨今流行の妹マンセー
漫画ではないです。と、思います。

日常系の漫画として面白く読みました。銭湯の描写も細かく描きこまれてる
わけではないけど、サラッと流してるわけでもない、程よい感じです。
昔、近所にあった銭湯を思い出しました。今はマンションになっちゃったんです。
さみしいなぁ、もっかい昔ながらの銭湯に入りたいです。
あ、お風呂上りの牛乳はなかったです。銭湯としては扱ってたんですが
ウチから歩いて1分ほどという超好条件ご近所さんだったんで、時たま
銭湯にいっても、家に帰って麦茶とかカルピスとか(薄目が好き)飲んでました。

続きも買うなぁ、これ。


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