千葉県の事件に対するマスコミの

何というか、報道の仕方というか、いかにして犯人を
「オタク」に仕立て上げるかっていうのが見えてる
感じがして、嫌な感じです。

っていうか、ムカツキますよ。

２０代の女性にも声をかけたりしてたって、出てるのに
「アニメの話なら雑談に応じる」とか「壁一面にプリ〇アの
ポスターが」とか「塗り絵が」とか、今回の事件の被害者が
小さい女の子だったからなのかもしれませんが、犯人というか
今んとこ容疑者ですか？でも、どうしても「ロリオタ」に
仕立て上げようとしているように感じられます。

その方が分かりやすいんですかね？

だって、いわゆるマスコミが「オタク」として報道しない
「一般人らしい」強姦犯罪者とかが、どんなAVを見てたのか
とか、見てたAVの内容がいかんとか、だからAVは規制すべきだ
とか、そういった理論が展開されることはないんですよね。

あと、痴漢が「痴漢者のAVを見て、自分もやってみたくなしました」
とか供述しても、この世からAVはなくならないです。
なぜなら、供給よりも需要が大きいからだと、認識しています。
（「男のロマン」は時として分からないです）

歯科医が女性を触ったとかいうニュースを見ましたし、過去にも
麻酔をかけてやっちゃったとかいう犯罪事件がありましたが、
かといって、そういった「擬似レイプもの」を扱ったAVが槍玉に
あがったり発売禁止にした方がいいんじゃないかとか、これだから
アダルトビデオ（今はDVDとかネット配信が主流かもですが）を
見る奴にロクなやつはいないとかいうことをマスコミは言わないし
流さないんですよね。っていうことは＝マスコミ関係者でAVを
見ない人は少数派でアニメ好きが少数派ってことですかね。

動機が分からないか何だか知らないけど、「オタク」の
犯罪だってことにすれば説明がつくと思っているかのような
最近のマスコミが胡散臭いです。ステレオタイプって言うか
違うな～、小学生の「あいつ、こんなことしてたから、あーなんだぜ」的？
上手くいえないけど、正体が分からないものや読み解くのに時間がかかる
面倒なものは、「オタク」にしちゃえってことですかね？
もしくは「心の闇」ですよ。

「心の闇」は、「オタクの要素」が見受けられなかった犯罪者に
よく使われているように感じられます。ただ、わたしからしたら
新作の化粧品は必ず買うとか、某アイドル事務所の人たちを
追っかける人たちとか、新しく日本に進出してきた服飾ブランドに
ならびに行っちゃうとか、そんなの全員ジャンルは違えど行動や
思想は「おたく」だと思うんですけどね。

やっぱ、アレでしょうね～。有名知事がいる県名と同じ苗字の
犯罪者が過去に「オタク」として報道されたからですかね～。
だってこんな偏見の仕方は間違ってますけど、仮にね、
プライベートでは魔女っ子ものが好きな人（男性）が、幼稚園や
小学校の先生をしてますとかいうと、「気持ち悪い」とか「オタク」とか
言われると思うんですよね。

じゃあ、推理小説マニア（これも「マニア」っていうだけで十分に
「おたく」だとおもうんですがね。っていうか、フリーク？）が
医者でもないのに解剖学とかにやたらと通じてて、趣味が高じて
警察官になっちゃったりしてても、「これだから『オタク』は」とか
言われないと思うのですよ。

上手くいえないけど、「オタク」のせいにするっていうのをやめて欲しいですね。
個人的な見解ですけど、真のおたくは犯罪、しませんよ。だって、もし悪いことして
懲役刑を受けたら、その間はアニメも漫画も小説も見れないし読めないし、
コンサートやライブだって行けませんよ。服役しなかったとしても、それが
きっかけで職場を追われたら、その後もなかなか働くとこ見つからないだろうし
そうなったら、それこそ好きなCDもDVDもフィギュアも買えないとかな
生活がまってるわけですよ。そんなリスクを考えたら、２次元と３次元をごちゃまぜに
してボーダーラインを超えて犯罪をする人はいないと思うんですよ。

なので、最近ちょっとこの事件、マスコミが「プリ〇ア好きの大人」＝「オタク」
ってしたがってるっぽくって、ムカッとします。仮に犯人が国家公務員だったり
したら、公務員全員害虫扱いとかしてくれるんですかね、マスコミって奴は・・・。