化粧は、するべきなのか、このままか

今日のお稽古の帰りに、どこまで化粧をするかという話になしました。

今現在、わたしは仕事も休みもスッピンに近い状態です。
せいぜいがとこ、夜に化粧水、出る前に乳液タイプの日焼け止めと
気が向けば、皮脂コントロール用のパウダーくらいですし、
そのパウダーも、持ち歩くわけではないので、はたいたらはたきっ放しで
落ちたら、はいそれまでよ、な状態です。

一日、１時間程度は外で調査ですし、９０リットルを３個、６０リットルを１個、
４５リットル（だったかな？）を１個、計５個の水槽管理をしているので、
月に何日かは、ろ過器の掃除や水換えをしないといけないです。

さらに、外に出るといっても文具フェアとかの大型展示会に行くか
大学に行くか同業者の集まりか、です。
この業界、何だかんだで割りとスッピンかそれに近い状態の女性が
多いですし、男性も、ピシッとスーツよりはスラックスにジャケットで
ノーネクタイというところです。そんなものよりも、自分たちの知識と
分野に対する情熱が、その人への判断基準ですからね。

それでも、学生時代の購読雑誌はFRaUだったんですよ。
ちゃんと化粧品というか、メイクの特集の月だって買ってましたし
がっつりと研究もしてました。紹介された化粧品をメーカー問わず
かうわけではなく、化粧水・乳液・リキッドと粉と固形のファンデーションは
クリニークのみでしたが、アイシャドウも基本的なブラウン系からオレンジや
黄色、黄緑や赤、青系までかなり幅広く持ってます。（もう使えないと思うけど）
口紅は、オレンジ系だけですが、グロスは赤系とピンク系を持ってましたね。
もちろん、マスカラやチーク、コントロールカラーと基本は揃ってましたよ。

で、毎日学校に化粧をしていくわけではないですが、するときはそれなりに
ちゃんと化粧水を時間をかけて馴染ませ、乳液や保湿剤を塗り込み、
染み込んだところで余計な分はティッシュでとって、リキッドで下地を作り、
パウダーをはたいて余計な粉を落とし、チークは軽くで固形ファンデーションは
浮いてきたら抑える用、シャドウも入れましたしビューラーも時には使います。
もちろん、ビューラーを使う時はマスカラも使いましたよ。
アイラインだけは、怖くて使わなかったですけどね。

それなりに、実はスキルも情報もあったんですよ。
本を読むのが好きですし、情報を集めるのが好きなので、とことん体系的に
メイク特集を自分でスクラップして専用バインダーを作りました。
お肌のお手入れ系のエッセイとかも、よく読んでましたよ～。

ここまでしてたことがあるのに、何故に今、曲がりなりにも社会人なのに
ほぼスッピンですごしているのか？

それはですね、化粧しても全然きれいにならなかったからです。

スキルが足りないのかというとその通りなのかもしれませんが、ためしに
友達にやってもらったり、美容部員のお姉さんにやってもらったり、
成人式でプロの人にやってもらったりしても、結果は同じでした。

何というか、化粧をするということに対して変身効果を期待していたんでしょうね。
ドラマや漫画でよくある、「えっ、これがわたし？」というやつです。
ところが現実は、どんなに気合を入れて化粧しても、所詮元が元なので
「ああ、今日は塗ってるんだ」という程度なのですよ。

で、化粧に対する情熱が消えて、ムダに化粧品に金を使うくらいだったら
ゲームソフトや漫画やCDやDVDを買うっつーの、という方向に流れていきました。

でもですね～、最近流石に年齢的に許されないかなという気が
しなくもないのですが、朝のラッシュで、スーツの背中や肩口に
ファンデーションをつけられてしまったサラリーマンを見ると、
やっぱ、周りの人のためには化粧はしないほうがいいのかなと
自分に都合のいいように解釈をしてみたりします。

んが、ここ最近、お稽古の先生に、「少しは身だしなみとしてやりなさい」と
怒られるんですよね。うん、その先生とも１０年に近いお付き合いですからね。

う～ん、これから先、どうするべきなんでしょうね・・・。