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青い空があればそれでいい(BBC 著:桑原祐子) [読書感想]

買うかどうかず~っと迷ってて、春のコミックシティパンフをアニメイトに
買いに行ったときに、「やっぱり」と思って買いました。

桑原さんといえば、アリスブルーの「王子様レベル1・2」で有名ですね。
王子様シリーズ、好きだったのですけどアリスブルーが開発中止になってしまって
続きが出なさそうです。レベル2でなにやら不思議なパスワードが出たので控えて
いるのですが、これが使える日は来るのでしょうか?

閑話休題

今回の舞台は高校の寮です。ほんと自分、寮もの好きだなと思いますよ。

この学校の寮は学年ごとの2人部屋です。なので、寮内は全員同級生です。
3年生の寮には不思議なジンクスがあります。それは「寮長は同室のものと
結ばれる」というものです。

寮生活に刺激を求めた寮長の木原は、学年が代わるごとに行なわれる
寮の部屋決めくじに細工をし、「麗しの氷の君」といわれる吉見と同室になります。
猛烈に言い寄ってくる加賀から吉見を守るため、木原はとっさに「すでに自分たちは
できている」と言ってしまいます。

この事実無根の一言があっというまに校内に広まり、それを気にする吉見は
体調を崩してしまい、遂には吉見兄まで現れます。
しかもこの兄、学校の保健の先生とできてますよ!

まあ最後はハッピーエンドなのですが、第一話で早々に振られてしまった
脇役の加賀が、敗者復活、というか救済措置でメインキャラの一人になり、
振られた後の後日談も入っているあたり、全体的にほのぼのモードです。

そうそう、制服の上着が王子様っぽくって、素敵です。
あんな裾が長くて白い制服なんて、現実ではありえないですが、素敵なのです。


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