カゼひきました・・・ [日々徒然]
久しぶりのイベント参加がこたえたのか、風邪をひいてしまいました。
しかも、自分が休みの日にです・・・。
仕事の日ではなく休みの日にっていうあたりが、社会人としては
褒められたことなのでしょうが、個人としては何だかくやしいッス。
体調の悪いときは、あんまり薬に頼らず自然治癒を目指しています。
小さい頃、祖母が「薬を飲みすぎると、体の中に薬の成分がたまって
年を取るとそれが溶け出して、頭痛がする」といっていたのが、うそか本当か
は分かりませんが、刷り込まれてしまっているようです。
なので、熱が下がらないときに飲むのは漢方薬です。
成分が『土竜』のやつです。土竜って実はミミズなんですよね・・・。
良く効きますが、そこはかとなく抵抗があるので、オブラードに包んで飲んでいます。
さて、今回の『薬』は「甘酒」です。
今の時期は雛祭り用なのか、いつもよりも甘酒をスーパーで見かけます。
本当は雛祭りには「白酒」だそうですが、甘酒OKです。
昔、小泉武夫教授（醗酵学が専門で、「冒険する鼻」等の著作で有名）が
書かれていた本で、「甘酒は本来、夏の飲み物。甘酒に含まれている
良質の糖分が、今の栄養点滴と同じような効果がある」というのがあって、
それが頭に残っています。
実際に学生さんに、「夏休みに帰省したら、家の近くのお墓に行って、
古そうなお墓に彫ってある享年の季節を調べてくること」という宿題？
を出したそうです。
そうしたら、寒い冬よりも夏の方が亡くなっている人が多かったそうです。
今のように、エアコンがあるわけではないし冷たい飲み物もあまりありませんから、
夏の暑さで体力を奪われる人が多かったんでしょうね。
あっためず、冷たくもせず、室温でぐいッと一杯、飲んでから寝ました。
甘酒特有の、ほんのりとした甘さが、またよいですね。
はじめまして。
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by listt@漢方薬と東洋医学の効果 (2007-03-11 23:22)