SSブログ

「王子様の抱き枕―不吉を誘うマドレーヌ」著:睦月けい イラスト:ユウノ [読書感想]

集団的自衛権を行使できる解釈は
現日本国憲法にはない。はずなんだけど
一体いつの間に、政府が良いっていえば
それが正義だ、みたいになったんでしょうね。

まあとりあえずだ、万が一にも派遣される
ことになったら、現与党の議員全員が
まずは模範として出兵すべきだな。
年齢的に、誰が死んでももったいなくないし。

ってことで、角川ビーンズの本です。
久しぶりに読書感想って書いてますね、はい。
読んではいますが、書くのをさぼってます。

ちなみに、今回の本はシリーズ2作目の
「異世界でティラミスを」を新刊台で発見
しまして、なんかあらすじ見たら面白そう
だったので、既刊棚を探して1冊だけあった
1作目と一緒に買ってきました。

ビーンズは買ってるシリーズがいくつか
ありますが、こういう主人公が女の子で
恋愛キャー的なのって買ったことないのです。

じゃあ、今回のも恋愛キュンなのかっていえば
すいません、違います。普通に(?)異世界トリップ
ものです。

大家族の女子高生の茉莉ちゃん(兄1人弟3人妹1人、
ちなみにお祖父ちゃん同居)、末の妹ちゃんの
お願いでマドレーヌを夜遅くまで焼いてます。
お菓子作りが好きで、可愛がってる妹ちゃんに
頼まれては、と張り切って大量生産したはいいけど
眠くて授業中に居眠りしてしまいます。

で、目が覚めてみたらば、見知らぬベッドに
いましたよ。言葉はもちろん通じません。
完全に異世界です。食べ物も文化も違います。
魔術があります。手の甲に刻まれてしまった
魔法円によって、どうにか意思の疎通ができます。

茉莉ちゃんが寝ていたベッドは、なんと第一王子の
ベッド、思いっきり不法侵入者ですね。

さあ、茉莉ちゃんはどうなるの。無事に元の世界に
戻ってこられるの?ってなストーリーです。
主人公が女子高生だけど恋愛ものってわけでは
ないので、読みやすいです。


nice!(67)  コメント(12)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

「よろず占い処 陰陽屋へようこそ 1巻」原作:天野頌子 漫画:岩崎美奈子 [読書感想]

ニュースを見てたら、サッカー代表がどうのこうの
言ってます。ネットニュースを見たら「安定にテレ東」
言ってます。うん、わたしもテレ東と同じです。
サッカーへの興味のなさは安定してますよ。

さて、陰陽屋さんです。ポプラ文庫の陰陽屋さんですよ。
瞬太くんも祥明さんもいますよ。ドラマ化した時に、ドラマに
なると(Jのつく事務所の人がいると特に)変なアレンジが
加わるから、原作通りになるアニメが良かったなぁとぼやい
ていたアレでございます。

ビーズログで連載しているのは知っていたので、早く
コミックスにならないかなぁと思っていた作品です。

もちろん、発売日に、っていうか発売日から若干
フライングして手に入れました。んで、すぐ読みましたよ。
ただ単に、わたしがアップするのを面倒がってただけで
ございます。

元々の小説が好きで読んでいたからかはわかりませんが、
かなりテンポよく話が進んでいる印象です。原作を知らなくて
も、十分に楽しめると思います。

っていうか、むしろこれで興味を持って活字で読んでくれる
人が増えるといいなぁって気もします。

実在するけど知らない場所が現場だったりすると、今いち
想像しきれなくて小説だとつまらないってこともあるようですが
東京近郊の方だったら、飛鳥山から王子稲荷まで歩いてみたり
すると、また違った印象で読めると思います。それに、遠方の
人でも、漫画で、こんな商店街なんだなぁとか想像する情報が
あると、読んでても楽しいですよね。

ということで、活字を読もう!

なんちて。
nice!(78)  コメント(14)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

「少年メイド 7巻(ビーズログコミックス)」著:乙橘 [読書感想]

出ました、7巻です。よっ、待ってました!な
気分です。どうしましょ、帯からしてちーちゃんが
可愛いです。カップリング的な方向には
萌えてないんですが(いや、可能ではありますよ)
別の萌えを感じます。

ほんと、ちーちゃんが家に来てくれないかしら。
料理洗濯お掃除もできちゃうし、可愛いんだもん。
あ、でも円の作業部屋と同じくわたしの自室も
掃除なしでお願いします。

いや、違うなぁ、掃除してもいいから捨てないでね、ですね。

今回、千尋たちは修学旅行に行きます。
最初の話が「毎年春になると~」って桂一郎さんが
言ってたから春でしょ、んで子供会の屋台がどうのって
言ってた時は半袖だし浴衣だから夏かなぁとも。
でも夏休みとは明言してなかったような気もします。

なんかね、自分の修学旅行が、小学校=秋、
中学校=5月(あっついなか冬服だったので覚えてます)
高校=秋(別地方に行ったクラスは台風で停電した)
だったので、そんなイメージになっちゃいます。

まさかの有頂天ボーイズも出てくるので、ファンとしては
嬉しい限りの巻でした。そして8巻が待ち遠しいです。
nice!(71)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

「銀の匙 SilverSpoon 10巻(少年サンデーコミックス)」著:荒川弘 [読書感想]

ついに雨が降ってきましたよ。
予報よりも降り始めが遅くて、大きい傘じゃ
なくても良かったかなぁって思ってたら
やっぱりちゃんと降りましたね。

明日も降るしさらに夜は寒いらしいですよ。

あ~、だから今日弓道にいきたかったのになぁ。
うん、無理でした。いや、わたしの仕事は帰ろうと
思えば区切りも良かったし、そこまで急のものじゃ
ないから帰れたんですが、余波で帰れなかったのです。

それならばと、銀の匙を買いにアニメイトに
行ってきました、ってまあ弓道帰りに寄る
予定だったんで、イレギュラーではないんですけどね。

買おうと思っていた他の本とか、予定になかったのとか
発売予定日よりも早く出ていた本とか、まあいろいろ
買いました。ひと月の書籍代がいくらになるか、冷静に
考えると怖いことになるので、考えないことにします。

これ書いちゃうとネタバレかなぁ、でももう発売してるし
フライングじゃないし、雑誌派の人はすでに知ってるし
良いよね、書いても良いよね。

駒場が出たぞー、やったー!
しかも、帰ってきそうというか何かに向かって
動き始めたというか、同級生たちもいろいろと
考えて動こうとしているというか、うん、11巻が
すっごく楽しみです。

あ、あとですね、毎回読んでると食べたくなるものが
あるんですが、今回はめちゃくちゃ美味しいソーセージ
が食べたくなりました。炭火で焼いて食べたいです。
10数年、火鉢を復活させるかどうか(鉢はあるのです)
お母んと話が出るんですが、今日こそ火鉢があればと
思いました。お餅も焼くけど、ソーセージも焼きたい!
みたいな。

この冬こそ火鉢デビューするかなぁ・・・
nice!(62)  コメント(14)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

「少年遺言執行人―迷える魂と天国の門」 著:あすか イラスト:ヒヤムギ [読書感想]

いやも~寒かった~。
あまりにも急に寒くなったので、準備が
万全ではなかったのですよ。

うん、とりあえずヒートテックを長袖にして
一枚上に足しました。でも、今からあんまり
暖かくし過ぎると冬コミが大変だし。

さて、すっごく久しぶりに書く読書感想です。
いやね、読んでるんですよ、ちゃんといろいろと。
アニメイトでもらう情報誌で、チェックもしてます。

でも、ノーチェックだったものをお店で見て
これは!と思って買うのも楽しいですよね。
ということでお買い上げしたのが、あすかさんの
少年遺言執行人です。

角川のビーズログ文庫から出た新シリーズです。
ルキアが所属する「特別指令執行部」は特殊能力を
持った者で構成されています。能力は人それぞれ
なんですが、ルキアは霊が見えて話すこともできます。

さまざまな事件を処理しつつ、未だ見つからない
殺人鬼が起こした事件を解決しようと奔走します。
関係の無いように見える様々なことが、1つの
答えに向かって収束していくのが楽しいです。

あすかさんは、一番最初に読んだ本が、実は
同人誌なんですよね。コミケ会場で島中をうろうろと
していて、ふと目についた小説がありました。
内容がわかりやすいように説明してあり、お買い上げ。
とてもキュートなお話だったので気になり、次回の
コミケでもネットで検索してその本の続きを買っちゃいました。

もちろん、商業誌も買ってますよぉ。
あとがきを読む限りでは、この話がシリーズになるのか
どうかは分からないんですが、特別指令執行部の他の面々の
バックグラウンドや、執行長兼保護者のエドにどうやって
ルキアが拾われたのかとか、いろいろと気になるところは
たーっくさんあるので、ぜひぜひ続編をお願いしたいです。

って、それは角川のHPからメッセージを送らないとですね。
それとも、やっぱりここは直筆の手紙でしょうか。
nice!(84)  コメント(8)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

「臨床犯罪学者・火村英生の推理」シリーズ 著:有栖川有栖 イラスト:麻々原絵里衣 [読書感想]

いよいよ10月、来週から黒子のバスケの
第2期が始まりますよ。今は1期総集編を
みています。

さて、読書の秋も満喫中です。もちろん、
いつだってラノベやBLは読んでますがね。

せっかくなので今までズーーーッと気になっていた
シリーズを手に取ることにしました。まあね、ビーンズ
文庫から出てるってのもありますよね。

研究室ではなく現場で治療にあたるお医者さんが
臨床医師っていうので、実際に犯罪現場でフィールド
ワークと称して犯罪捜査に加わるので、臨床犯罪学者と
友人の有栖川に呼ばれています。

推理小説とミステリー小説ってどこが違うんだろうなぁ。

海外の小説家だと、主人公とペンネームが一緒って
あるパターンですよね。この方も、自分と作中人物の
名前が同じパターンです。

わたしがこのシリーズを知ったのは、イラストの麻々原絵里衣が
コミカライズをしたものが発売されたときなので、まだ数年です。
今回、ついに重い腰を上げて原作を買ったぞーって思ってたんですが
なんとこのシリーズ、20年以上続いてるんですね。

う~ん、全部ビーンズ文庫で出してくれるだろうか・・・
っていうかそれ以前に、全部で何作シリーズが
出てるのかも調べてないっすよ。

でも、昔の探偵ものを今読んでも面白いのと一緒で
携帯の無い時代の現代ものの推理小説も面白いですね。
今んとこ「46番目の密室」と「ロシア紅茶の謎」を読み終えて
「ダリの繭(上・下)」を読み始めたところです。

ミステリーに読みふける、これも読書の秋ですね。
nice!(64)  コメント(11)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

「カブキブ! 1巻(角川文庫)」著:榎田ユウリ [読書感想]

朝晩涼しいですねェ。でも、逆に電車の
中は暑かったりするので、相変わらず何を
着ていいのかよく分からない今日この頃です。

さて、すーーーーっごく久しぶりの読書感想です。
いやほら、読書の秋ですから。なんてね。

角川文庫から榎田ユウリさんのカブキブ!です。
ちなみに、エノキダではなくエダと読みますよ。
ユウリが尤利表記だった場合、基本BLです。
今回はカタカナなのでBLではありません。

だけども購入書店は毎度おなじみアニメイト。
まあね、榎田ユウリ名義での本もラノベがあるので
アニメイトで扱ってる、ちゃんと多くのファンがいる
作家さんだからアニメイトにも置いてるのかなと。

主人公は来栖黒悟、ちょっと小柄だけど高校1年生です。
お祖父ちゃんの影響で歌舞伎が大好きで、高校生に
なったら歌舞伎部で歌舞伎をやりたいと思っていましたが
進学した高校には歌舞伎部がないのです。
ってまあ、たいていはないですよね。

それじゃあ自分で歌舞伎部を作ろうと頑張りますが
同好会からなら何とかなるのではないか、とのこと。
小5で転入してきてからの大親友、村瀬とんぼと
校内で歌舞伎同好会に入ってくれそうな人に
猛アタックをかけ人集めに奔走します。

演劇部の看板俳優に掛け持ちでいいからと声を
かけに行ったら前歯の差し歯が取れてしまう羽目に
なったり、こわもてだけど実はオネエ(性的嗜好は
ストレート)の日舞の名取と校内追いかけっこを
したり、自分ではコスプレしないけど制作では
神と称されるコスプレ作りオタの同級生等々
何とも個性的な面々を追いかけ勧誘に成功し
あるいは失敗し、あるいはこれから関わって
くれそうであり、どうにか同好会としてスタートします。

今回はクロ(と呼ばれてます)が歌舞伎同好会作りに
頑張る姿と集まったメンバーでの初公演に向けての
練習、そして本番当日、といったところまでです。

声はかけたけどけんもほろろだった人たちが
今後どうやって関わっていくのか、かなり面白く
なりそうなシリーズです。


nice!(84)  コメント(7)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

「銀の匙 SilverSpoon 8巻(少年サンデーコミックス)」著:荒川弘 [読書感想]

買ってきましたー、銀の匙の8巻です。
おまけつきのは、ホル部のタオルです。
誘惑されましたが頑張りました!

でも、スプーンは持ってるんですよね。
今回のおまけに誘惑されなかった理由が
タオルマフラーはテニプリのを何本か持ってるから
もういらないって理由なのが情けないッたら・・・

さて、コミックス派にとっては気になって仕方が
なかった、いっちゃんこと駒場ん家のことですが
いやなんつーか、現実が厳しいのは分かります。
分かりますし、豚丼のことで八軒が悩むのも
とことんまで悩んでたし、農業高校は楽しいだけじゃ
なくて、みんな農家の子としての悩みとか問題とか
抱えて進学してきてるって現実があるのも分かります。

が、なんつーかなぁ。
学校は続けて欲しかったなぁ。
実は学校側が休学措置にしておいてて、復学とか
ないかなぁ。

などと考えてしまいました。ハガレンも奥が深かったけど
銀の匙も、作家の荒川さんご自身がこの世界を良く知っている
だけに、うわべだけで終わらない重みがあります。

えっと、そんな中でもぶれないタマちゃんが好きです。
巻の最後の方の、女子風呂で周りが通信講座だのの
話をしているときの、湯船に漬かってるたまご肌のタマちゃん、
あの顔は絶対に何かをたくらんでいます。とふんでます。

駒場の今後も気になるけど、タマちゃんが何を考えて
いたのかも気になります。
nice!(60)  コメント(16)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

「マウリと竜(リブレ出版)」著:元ハルヒラ [読書感想]

久しぶりの読書感想です。
書くのが久しぶりだからと言って、全然本を読んでいなかった
かというとそんなことはなく、着々とブックタワーが増設されて
いる毎日です。いらぬ本などないわーっ!

えっと、この作家さんの本を買うのは初めてです。
初めてだったんですが、新刊台で積んであるのと見た時に
あ、この絵好きって思ったのでお買い上げです。

何かね、知らんうちにすごい人気っぽいです。
一応わたしは発売日に買ったんですが、最近になって
「再入荷しました」ってPOPがついてましたもん。
しかも、その再入荷分も空になってたし。

でも何か分かります。
神様と人間が恋をするお話がいくつか入ってるんですが
どれもほんわかと可愛らしいです。

表題になってる「マウリと竜」に出てくる、2人の子供の
チビは、その次のお話に出てくる白峯の小っちゃい時の
姿なのかなぁなんて思ってみたりしたんですが、竜とヘビだから
近いけど違うなぁとか。

一応リブレ出版からだし、神様と恋をする人間は男性なので
BLではあるんですが、そういった枠ではなく神話にありがちな
人と神様の恋物語として読んでOKです。

なので、BLに興味がなくても十分にファンタジーとして
おすすめなのです。

そっか、だから再入荷するし、再入荷した分もあっという間に
売れてるんですね。なんだか納得です。
nice!(60)  コメント(10)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

「少年メイド 6巻(ビーズログコミックス)」著:乙橘 [読書感想]

ちなみにCDが付いてる方でCDはまだ聞いてません。
さらに蛇足ですが、フライングゲットしたうちの1冊です。

あぁ~なんかすっごく間が空いた気がします。っていうか
今までのよりも時間、空いてますよね。きっと。うん。

前回ちょっと意味ありげに終わったお墓参りとお祖母ちゃん
との遭遇ですが、意外にそこまで引っ張らず、この話が
落ち着いてから派普通にいつも通りのお話が始まりました。

そんな中でも気にっているのが新学期スタート編です。
最高学年である6年生になった千尋が、入学式に迷子に
なってる1年生と遭遇したのがきっかけです。

なぜかこの子からのとあるプレゼントをもらい続けることに
なるわけですよ。わたしは虫が平気だから対して驚かない
けど、虫嫌い系だったら、あの子は何がしたいんだろうって
思う前に嫌がらせ説の方が強いよなと。

まああれだ、千尋は相変わらずよくできたお子さんです。

巻末はCDの収録のあれこれと、今回は本編に登場のなかった
有頂天BOYSのみなさんの登場です。次の巻では出番が
あるのかなぁ。
nice!(66)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感